キャンプフィールドの知識-2

オリエンテーリング


自然の山野において、地図上に指定されたいくつかの地点(ポスト)を地図と磁石を用いて指定されたとおりに発見・通過し、できるだけ短時間でゴールすることを競う野外競技。

19世紀の中頃に、スウェーデン軍が訓練の一環として始めたのが最初だといわれています。
語源は、ドイツ語の「Orienterungs Lauf(方向を定めて走る)」からきています。




シルバコンパス


一般的なコンパス(方位磁石)とは別のものです。
方位磁石と分度器、定規を組合せて一体化した、キャンプ用品です。

シルバ(SILVA)とは、ラテン語で「森」を意味します。
また、スウェーデンのコンパスメーカーの名前でもあります。

その名の通り、最も信頼できる「森のコンパス」として、広く世界のスカウト、レンジャー、森林関係者に愛用されており、主要国軍の標準品にも指定されています。



シルバコンパス




しがいせん・紫外線


キャンプを楽しむとき、女性が気になるのは紫外線。
紫外線は、皮膚の張りやみずみずしさを保つのに不可欠な、コラーゲンの繊維にダメージを与えます。

紫外線にはUVA、UVB、UVCがありますが、地上まで届くのは、UVAとUVBです。UVA、UVBともに、シミやシワの原因になりますし、UVBを長く浴びると皮膚ガンなどを引き起こすことがあります。

UVAはSPF(Sun Protection Factor)、UVBはPA(Protection of UVA)という値で紫外線の遮断率があらわされます。
例えば、日焼け止めクリームに記載されているSPF25、という表示は、何も対策を講じていないときに比べ、そのクリームを塗ると紫外線を浴びる量が25分の1になる、という意味です。PAと表示されている場合、PA+なら紫外線を遮断する「効果がある」、PA++なら「かなり効果がある」、PA+++なら「非常に効果がある」ということになります。

また、紫外線は目にも影響を及ぼしますので、日差しが強いときや、スキー場など光の反射率が高いところに行くときには、紫外線カットの効果があるサングラスなどを使うと良いでしょう。

一方、紫外線は人体に悪い影響を与えるだけではありません。人間には不可欠なビタミンDを生成するのが紫外線です。そのため、ある程度日光を浴びることは人間にとって必要なのです。紫外線対策を上手に行って、アウトドアを楽しみましょう。




酸性雨


一般に、水素イオン指数(pH)の値が 5.6 以下の降水を酸性雨と呼びます。

工場や自動車の排気ガスに含まれる酸化物が水と化学反応をした後、強い酸性となり地上に降る雨です。また、火山活動による酸性雨もあります。普通の雨に比べて、酸性が 10倍以上も強くなっています。

酸性雨が降ると、森林が枯れたり、沼や湖の水質が変化して魚などの水生生物が棲めなくなったり、コンクリートや大理石の建築物が酸により溶かされて破壊されるなどの被害をもたらします。




結露


結露(けつろ)とは、物質の表面や内部で、空気中の水蒸気が凝縮することです。

空気中に含むことが出来る水分の量は、温度によって異なります。高温になるほど多くの水分を含むことが出来、低温になるほど少ない水分しか含むことが出来ません。
普段の生活では、冷蔵庫から出して常温下に置いた物の表面に水滴がついたり、冬、閉め切った部屋の中で鍋物をしたり湯を沸かしたりすると窓などにつく水滴が結露です。

キャンプなら、テントで寝泊りした翌朝に、テントについている水滴が結露です。
これらは全て、結露するものの表面に発生する、表面結露と呼ばれるものです。

結露というと、たいていはこの表面結露のことを指します。




さえずり


自然の中で行うキャンプでは、よく小鳥のさえずりが聞こえてきます。

きれいなさえずりが聞こえるなぁと上を見上げると、意外にはっきりと鳥を姿を見ることができるものです。
本来、鳥のさえずりは、主に雄が雌に対する求愛やなわばりを守るための意味があるようです。
ほかに、仲間同士のコミュニケーションや親子の間での鳴き交わしがあります。危険を知らせたり、居所の確認をしたり、まるで人間の会話のようです。




バードフィーダー


野鳥の餌台、餌やり器。

キャンプに行く際に必須の道具ではありませんが、バードフィーダーがあると身近に野鳥を呼び寄せて観察することができます。

バードフィーダー

バードフィーダーを持っていなくても、空いたペットボトルなどを利用して作ることもできます。