キャンプの燃料関連-5
炭のおこし方
炭は火を起こすのに時間がかかりますが、コツを覚えればうまくいきます。
キャンプでは、着火材や新聞紙などを使って着火させるとよいでしょう。
牛乳パックは紙が厚手なので、着火用に便利です。
大き目の炭を山の形ように組んで、その隙間に新聞紙などを入れ、火が回りやすいようにします。
火を着けたら、炭の3分の2くらいが赤くなるまでうちわなどで扇いで風を送りながら気長に様子を見ます。
炭を焚き火の中に入れておいて火をつけるのは問題ありませんが、カセットコンロなどで着火をしようとすると、熱によってカセットボンベに引火する恐れがありますので、やめましょう。
ガソリンの使用方法
揮発油。自動車の燃料。
キャンプでの「ガソリンの使用方法」
- 虫を殺す
- 着火の手助け
- ランタン・バーナーに使用
- スギ →火力が弱く、火花も出るので焚き火には不向き。
- クリ類 →燃やすとパチパチとはねるので焚き火には不向き。
- ケヤキ→ 煙が目にしみるので焚き火用としては使えない。
- カエデ類→よく燃えて、強い火力が得られる。
- ナラ類→ミズナラ、コナラともよく燃える。
- ヒノキ→「すぐ火がつく」ので「火の木(ヒノキ)」の名がついたともいわれる。古来、棒(きりもみ)を使って火をおこす際にヒノキが使われていた。
- マツ類→よく燃えるが、煙が多く出るので焚き火用としては不向き。
- カンバ類→白樺の皮は、焚き火の焚きつけに最適。木もよく燃え火持ちがいい。
テントに蟻が入ってくる場合。蟻の通り道にガソリンを染み込ませたティッシュなどをおいておくとよい。また、ダニなどが体についたときはガソリンを染み込ませたティッシュなどで抑えておくと死ぬ。
火が着かないときは、落ち葉などにガソリンをふりかけよく混ぜたあとに火をつける。(※火の着いているところにガソリンを放り込むことは、絶対にやめましょう。無意味であるし、危険です。)
取扱説明書には、専用のホワイトガソリンのみ使用と書いてあるが、多くのキャンパーの過去の実例から、万が一ホワイトガソリンが切れたら「自動車のガソリンを使用しても問題ない」と言われている。キャンプのときに燃料がなければ話になりません。自己責任でどうぞ。
焚き火
屋外で、枯れ木、薪などを集めて燃やすこと。また、その火。
焚き火は掃き集めた落ち葉を燃やすために行われたり、キャンプでは明かりや料理用、暖房用として、また野犬など近づけないために使われます。
昔は焚き火によって出る煙を狼煙(のろし)として、通信手段に利用されることもありました。

焚き火台
焚き火をするための道具。直火禁止のキャンプ場が多くあります。そのような場所では、この焚き火台を使いましょう。
写真は、キャンプ場でよく見かける snow peak の「焚火台」。焚き火台の定番です。

キャンプの代表的なイメージのひとつが、焚き火を囲んで食事をしたり、話をしたりすることですね。
直火禁止の場所でも、これがあれば焚き火ができます。
キャンプでは、暖を取ったり煮炊きに使ったり、また野犬などを近づけないためにも不可欠なものです。
焚き火の後始末
焚き火をした後は、確実に火の始末をすることが必要です。山火事防止に不可欠です。
毎年、山火事のニュースが報道されます。山火事の原因の第一位はタバコのポイ捨て、つまり火の不始末です。
焚き火の後始末には水をかければ良し、と思っている人は間違いです。
水をかけても完全に火は消えていません。地面や周りの石が熱せられていて水をすぐに蒸発させてしまうので、薪や炭の内部に残っている火がまた燃え出します。水びたしにしても同じことです。
【完璧な後始末の方法】
水をかけて消すのは極力避けましょう。なぜかというと、水をかけて地面を濡らしてしまうと、次に来た人たちがすぐにはそこで焚き火が出来なくなってしまうからです。そうすると、別の場所で火を焚くことになり、あたりが焚き火の跡だらけになってしまいます。
むやみに焚き火跡を増やさないようにすることも、キャンプをする際の大事なポイントです。
火を消すときは、灰を十分に広げます。そして燃え残りを石や木でたたいて消します。それでもなかなか焚き火が消えないときはさらに砂をかけて消します。
焚き火を片付けるときになっても、太い薪が燃え残っているようなことにならないように薪をくべるのも、上手に片付けるための方法のひとつです。
燃えない木
燃えにくい木は、ほとんどが木肌が柔らかい。
燃える木
燃えやすい木のほとんどは木肌が硬い。